AKI URAKAWA -NOTE-


by hana-neo

カテゴリ:淡路島漂流記( 7 )

ちっともブログを更新していなかったのですが、
ひさびさに近況報告がてら、アップです。

最近、赤、オレンジ、黄、みどり、黄土と、
カラフルで美しい秋模様に淡路島もなりました。
昨年、この時期の美しさに惹かれ、
「淡路島で長期滞在したいな〜」とふと思った事が、
今年実現したわけです。
紅葉の観光地でない為か、知る人ぞ知るという
特別感があって、さらに美しいように感じます。

淡路島で新しく始めた事の一つは、
家庭菜園レベルですが、畑で食物を作って食べる事と、
陶芸です。
淡路島は、瓦で有名なんですが、
多分、陶器になりやすい土がとれやすいのと、
釜を持ちやすい環境なのだと思います。
結構、陶芸家がいるようです。

ほとんど初陶芸の私は、
菊練り、土ころしを徐々にマスターしつつあります。
初めてロクロで作った、おちょこは、ふできだけど愛らしいです。
パソコンの横に飾って見ては、
何か温かい気持ちになっています。

制限がある部分や、全てが自分の思う通りにいかない部分、
作ると実用的な用途のバランスが
私の中でちょうどいい感じで、今のところピッタリきています。

物をつくらず絵を描くようになった一つの理由に、
具体的な用途がないものを作りたかったというのがありました。
具体的な用途があれば、それだけで必要性があるわけなんですが、
本当に大切なものは、そうじゃないといけないのだろうか...?とか、
考えたような気がします。
絵は、使うわけではないですが、心/精神/霊や空間を豊にします。


・・・・・・長くなりそうなので ・・・
途中なんだけど、また、今度にしたいと思います。笑。
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淡路島夕暮れ


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目の前にある 初おちょこ
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by hana-neo | 2011-12-08 09:30 | 淡路島漂流記

次は台風

虫にやられ、乾燥にやられ、
新しく畝を作り直し、種を蒔き直したら、
今度は、台風...。
台風後、雨風で、唯一すくすくと育っていた大豆は、
ダメになってないだろうか...?と、
心配しながら見に行ったら、
最後に茎の周りに土を盛ったのがよかったのか、
ほとんど倒れずにいました。
おまけに紫の小さな花までつけてましたー!
雨で打ち付けられて土が硬くなり、蒔いた種はダメそうだけど、
台風前に植えた小さなタマネギも、芽がでてました。
ほっ。
そして、昨日は、大阪の長屋イフトの小さな庭で、
みんなで種まきをしました。
http://iftift.exblog.jp/16267101/

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お〜お、大豆、折れてなかったよ〜。
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みえますか?小さな紫の花。
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小さなたまねぎからも芽が。
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by hana-neo | 2011-09-11 22:40 | 淡路島漂流記

小さなほうれん草と春菊

一度も、畑の話をした事がなく、淡路島に来て、早2ヶ月。
この間、初収穫をしましたー。
といっても、間引いた分を食べたのですが、
小さなほうれん草と春菊、色々な意味が含まれておいしかったです。

畑をしてる場所は、くり団地といわれる栗山の中にあります。
一人50mくらいの畝をもらい、畝から作って、好きな種を蒔きました。
人差し指で、畝の表面に線を描く、そして、種を蒔く。
そんな作業で、畝にも種にも愛着がわき、
収穫の時を夢みながら、わくわくしながら、一粒ずつ蒔いていく。
水を蒔き、芽が出てきたら、「でたー!」と、さらに収穫の時を夢みるのです。

と、夢見ていたのも、つかの間、
いろんな事情で、2週間もの間、
自分たちの畑を見に行く事ができず、
見に行った時には、
虫においしいところをぜーーーんぶ食べられ、
茎くらいが残っていて、ここにはえていたんだな〜とわかるくらいで、
原型がありません。涙。

虫のくいだおれと雑草祭り化した畝を、
すべて崩し壊し、再び新しく畝をつくる。
この時の、悲しい事。
あの夢は、あっと言う間に、消え去り、
無農薬でやっていける状態でない事を知り、
やっぱり農薬を使わないといけないのかな...と、
世の中の難しさを思いながら、
東北の事も思ったり。
一日はんべそになりながら、
カラカラの植物を抜く。
唯一残ったのは、大豆。
どうやら、虫の好物でないらしい。

元気に残った大豆を希望に、
一日たって、心いれかえ、
新しく畝を作り直し、再び種を蒔き、
今度は、ハーブを増やしてみようと、
こりもせず種を蒔いてる自分を客観的に見ながら、
農耕民族ってやっぱ粘り強くなるわ〜とか思いつつ、
虫の為に食べれなかったラディッシュとその周りにたっぷりハーブも植えました。

ということで、初収穫のほうれん草と春菊は、
いろいろな意味で、さらにおいしかったのでした。
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こんな道をのぼったりくだったり、途中で牛がいたり、時折へびにであったり、ずーーーーーっと歩くと、
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そこは、くり団地畑
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結構広いし、あついです
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指で筋をいれ、種をまきます
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こんな小さな種から、食物ができて、体の一部になるなんて・・・
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種を蒔くための線。祈りながら夢みながら。なかなか良い線。
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蒔いた近くに、こんな言葉も一緒につけてる人もいたり。
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子供を生まれてくるのを楽しみにしてるような感じで。
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なんでやねん!と突っ込みたくなるような札もあり。
そして、数週間後、食物の姿はなく、雑草で覆い尽くされる。イギリス雑草の領土に。
この時は、何もしらない・・・。
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芽がでてきました。
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ラディッシュ。この時は、順調順調。
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水菜も、まだまだ大丈夫。
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大豆です。なんだか、かわいいでしょ。
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と、2週間後。。。茎だけ残して、ほとんど食べられています。涙。
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みえますか?黒いやつ。こやつが犯人です。
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希望の大豆。
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半べそになりながら、畝を壊し、気持ちを入れ替え、新しい畝作り。
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数日後、初収穫。ちいさなほうれん草と春菊。
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by hana-neo | 2011-09-02 13:07 | 淡路島漂流記

アトリエ散策

淡路島漂流は、1ヶ月を過ぎました。
毎日、波の音と、船の汽笛を聞き、
夜は、神戸の夜景と明石大橋のライトアップが一望できるという、
明石大橋の袂あたりに住んでいます。
毎朝、クリームイエローの海面の中、船が通っていったりするのを眺めたり、
時折、海と空の境界線がなくなり、船がまるで空間に浮いて見えるのを楽しんだりしています。

この辺りは、「岩屋」といいます。
橋の為に、港が減り町は廃れてしまったようですが、
今も猶そのなごりがあって、
漁港と港の町で、わくわくするような路地が、
沢山あり入り組んでいて、歩く生活で出来上がった町という感じです。


先日、アトリエ探しに、近辺を散策しました。
少し、岩屋近辺をご紹介。

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古い建物が立ち並んでいて、心ひかれる建物が結構あります。

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今の所、私の知る限りでは、岩屋商店街にある、唯一の雑貨店。
なかなか、買いづらいが、いつも見てしまう。。。

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魅力的な路地が沢山あります。写真でそれを伝えれないこのもどかしさ。
また、路地にぴったりな猫が沢山いるのです。猫を見ない日はない。

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銭湯が、数件あります。ねんきがはいってます。薪で炊いている銭湯もあります。

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真ん中で色違い。なんだかかわいいので、撮ってしまいます。

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こんな感じで、山の斜面に面して町ができているので、
路地と坂が沢山なのです。


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塩風があたる為か、色々なものが錆びやすいです。錆色は、時間の経過と存在感があって魅力的。

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クリームイエローのシャッター。朝、見える海色。

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蔦が絡まっている建物に、ついつい目がいきます。ここは、元々は銭湯。今は、廃墟。
銭湯は水色の壁と決まっていた??とか、岩屋の銭湯の壁は水色です。

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大きなお屋敷のような古民家の外壁。ここも、魅力的な建物でした。

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錆たコカコーラーの看板。昔は、駄菓子とか売っていたのかな。。。

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緑の階段すてき。

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散策後、お好み焼き屋さんにて。4代目のおばちゃま。

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淡路島のお好み焼きと大阪のお好み焼きは、ちょいと違う。
たまごを入れないのが主流。今回は、すじと豚入り、そばのせです。
おいしかった〜。
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by hana-neo | 2011-08-02 20:40 | 淡路島漂流記

不便さと便利さ

体内時計が変わった。
大抵、毎朝5時半くらいに起きて、
目の前にある海の波音を聞きながら、
本を読んだり、歌ったり、考え事をしたりしてから、
野良仕事にいく。
今の所、野球部か?というほどに、炎天下の中、日々草狩りをしている。

全体的の時間の流れが、一日を作りだしてるようで、
都会で感じていた感覚の時間よりも、一日は長い。
淡路島と都会の時間の感覚が、ちがう。
同じ時間を過ごしているとは思えない。
40分歩くのが、都会で言う所の20分くらいの感覚で、普通の事。
バスは、一時間に一本くらい走っているが、
運賃が高いのとで、車のない私の移動手段は、ほとんど歩きか自転車。

そのおかげ?というか、歩く事で、地元の人たちと出会う事ができる。
挨拶したら、そのまま立ち話になり、地元情報をゲットしたり、
仲良くなって、お好み焼きをごちそうしてもらったり。
おとついは、漁師のおじちゃん達と、船の前で地べたに座りながら、
捕れたての魚をあげてくれた分を酒と一緒に食べる。
車社会は、私達の生活を便利してしてくれたけど、
歩く事で、発見したり出会いがあったりなどで起こっていた文化を、
少し失ってしまったかもしれない。

だけど、便利さの中で生まれ育った者として、
不便さの中で、車があればもっとあれもできるこれもできるとも思い浮かぶ。
不便さは、時間の豊かさを生んでる部分もあり、
便利さは、やりたい事の幅を広げてくれるような部分がある。
不便さと便利さについて考えさせられる。



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漁師さん達が、一仕事を終えて、夕方船の前でみんなで一杯。
道いく人に、手をふったりして、路上宴会は広がっていく。

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私達のために、とっておきの穴子をさばいてくれる。
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プロジェクトに参加している友人と、海を目の前に、
手づかみでスイカを食べました。めっちゃ、原始的。

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by hana-neo | 2011-07-17 08:36 | 淡路島漂流記
淡路島滞在が一週間になろうとしてます。
滞在先の前に海辺に、ピンクや紫の小さな花が集まって咲く植物が、
未だ、その植物の名前はわからず、気になっている。
一本折れていたので、持ち帰ってタッパーに水をいれて、
部屋に置いてるのだけど、日が照ると花が開き、日が陰ると花が閉じる。
切り花にも関わらず、こんなに生きてる感じを受ける花も、めずらしいな〜と、
思いながら見たりしている。
いつか、名前がわかるだろうか。。。

写真は、その花をスケッチしたものを元に油彩転写した後のもの。
光りがある時だけ、その花は、現れます。
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by hana-neo | 2011-07-08 22:20 | 淡路島漂流記

椅子とテーブル

6月30日から大阪から淡路島に移動しました。
昨年は10月、11月、12月と、富山氷見市に滞在して、漁師のおじさん達や大工さん、大家さん、アートセンターの方々に、お世話になりましたが、今年は、淡路島。
パソナグループと兵庫県が提携している、農園と芸術プロジェクトに参加して、制作していく感じです。そんな淡路島漂流記?ブログをちょこちょこアップしようと思っています。

滞在先は、明石大橋の袂で、目の前が海です。そして、夜は神戸の夜景が見えます。
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見晴らしよしですが、生活雑貨が簡単に手に入らない。
少し歩いた先に、寂れた商店街がある感じです。
港がなくなったので、町が寂れてしまったようです。
町の様子も、その内ブログにアップしたいと思います。

とりあえず、引っ越ししてきたばかりで、ほとんど物がない状態。
初日は、敷き布団がなく、初対面のルームメイトが、
敷布団にと毛布やらタオルやら貸してくれました。
3人シェアなので、それぞれの持ち寄った物で、生活中です。

二日目は、初日のコンビニ生活から脱出です。
たじん鍋で蒸し料理。包丁がないので、カッターで、
タマネギなど切り、段ボールの上にハート柄のハンカチを敷いてテーブルにして、
ルームメイトと食べました。
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あるものは、全てつかえ!状態です。
一緒にそんな生活を楽しんでくれるルームメイト、
いや、友達がいると、そんな状態も少し違う。


その日の午後に食材を買いに行く途中に手書きの看板発見。「リサイクルショップ」。
どうみても、壊れていそうなお店のような倉庫。
向こうにいるおじさんに、「ここのショップの方わ?」というと、
このおじさんが、お店の方。
そして、「ボロボロで売れるような物がないから、必要な物があればあげるよ。」と。
目についたなかなか良い椅子を発見。自転車の荷台に、雑巾でくくりつけてくれました。
「この雑巾で、またきれいにし〜。
今度、来るまでに、何かよさげなもの探しといたるわ〜」と、
自転車の荷台に椅子がついている私を送り出してくれました。

私と一緒にこれからやっていく椅子です。おじさんの優しさも一緒に。
今も、その椅子に座りながら、この文章を書いています。

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by hana-neo | 2011-07-03 23:21 | 淡路島漂流記