廃墟
2008年 06月 26日
横浜の友達を訪ねた時、大きな公園があったので、ブラブラ散歩に出かけた。
セントラルパークのような公園で、自然と人工がいい具合で混じり合っている
計画された公園のような印象だった。
ぐるりと歩きながら、休みながら、一時間近くかけながら公園を一周した後、
少し小高くなった所に着いた。
そこには、古くて大きな西洋的な大聖堂を思い出すような建物があった。
柵の中にあり、壁には枯れかかったツタ植物が生え、
窓という窓は、木で閉じられてあった。
一目で使用されていないのが分かった。
哲学の授業で、先生は「もしタイムマシーンがあったら、
人類の先祖といわれている猿人(確かルシーとかいう名)を、
僕は殺しにいくね。この猿人ルシーがいなくなれば、
今のひどいこの世の中がなくなるからだ。」というような事を言った。
多分、私の中にもそういう部分、想いが少なからずあった事を、
この建物が教えてくれた。そして、もう一つの事も示された。
もし、人がこの建物の中に入ったら、閉じている木が外され、
窓が開き、カーテンが風で揺らぎ、人の声が漏れ、
建物の周囲のツタも緑を増し、花も植えられ、
きっと、この建物は生き返るだろう、
建物が持っている本来の美しさを現すに違いないと思った。
人は、この世に必要とされている。
そう思った。
セントラルパークのような公園で、自然と人工がいい具合で混じり合っている
計画された公園のような印象だった。
ぐるりと歩きながら、休みながら、一時間近くかけながら公園を一周した後、
少し小高くなった所に着いた。
そこには、古くて大きな西洋的な大聖堂を思い出すような建物があった。
柵の中にあり、壁には枯れかかったツタ植物が生え、
窓という窓は、木で閉じられてあった。
一目で使用されていないのが分かった。
哲学の授業で、先生は「もしタイムマシーンがあったら、
人類の先祖といわれている猿人(確かルシーとかいう名)を、
僕は殺しにいくね。この猿人ルシーがいなくなれば、
今のひどいこの世の中がなくなるからだ。」というような事を言った。
多分、私の中にもそういう部分、想いが少なからずあった事を、
この建物が教えてくれた。そして、もう一つの事も示された。
もし、人がこの建物の中に入ったら、閉じている木が外され、
窓が開き、カーテンが風で揺らぎ、人の声が漏れ、
建物の周囲のツタも緑を増し、花も植えられ、
きっと、この建物は生き返るだろう、
建物が持っている本来の美しさを現すに違いないと思った。
人は、この世に必要とされている。
そう思った。
by hana-neo
| 2008-06-26 14:41
| diary