AKI URAKAWA -NOTE-


by hana-neo

小さなほうれん草と春菊

一度も、畑の話をした事がなく、淡路島に来て、早2ヶ月。
この間、初収穫をしましたー。
といっても、間引いた分を食べたのですが、
小さなほうれん草と春菊、色々な意味が含まれておいしかったです。

畑をしてる場所は、くり団地といわれる栗山の中にあります。
一人50mくらいの畝をもらい、畝から作って、好きな種を蒔きました。
人差し指で、畝の表面に線を描く、そして、種を蒔く。
そんな作業で、畝にも種にも愛着がわき、
収穫の時を夢みながら、わくわくしながら、一粒ずつ蒔いていく。
水を蒔き、芽が出てきたら、「でたー!」と、さらに収穫の時を夢みるのです。

と、夢見ていたのも、つかの間、
いろんな事情で、2週間もの間、
自分たちの畑を見に行く事ができず、
見に行った時には、
虫においしいところをぜーーーんぶ食べられ、
茎くらいが残っていて、ここにはえていたんだな〜とわかるくらいで、
原型がありません。涙。

虫のくいだおれと雑草祭り化した畝を、
すべて崩し壊し、再び新しく畝をつくる。
この時の、悲しい事。
あの夢は、あっと言う間に、消え去り、
無農薬でやっていける状態でない事を知り、
やっぱり農薬を使わないといけないのかな...と、
世の中の難しさを思いながら、
東北の事も思ったり。
一日はんべそになりながら、
カラカラの植物を抜く。
唯一残ったのは、大豆。
どうやら、虫の好物でないらしい。

元気に残った大豆を希望に、
一日たって、心いれかえ、
新しく畝を作り直し、再び種を蒔き、
今度は、ハーブを増やしてみようと、
こりもせず種を蒔いてる自分を客観的に見ながら、
農耕民族ってやっぱ粘り強くなるわ〜とか思いつつ、
虫の為に食べれなかったラディッシュとその周りにたっぷりハーブも植えました。

ということで、初収穫のほうれん草と春菊は、
いろいろな意味で、さらにおいしかったのでした。
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こんな道をのぼったりくだったり、途中で牛がいたり、時折へびにであったり、ずーーーーーっと歩くと、
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そこは、くり団地畑
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結構広いし、あついです
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指で筋をいれ、種をまきます
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こんな小さな種から、食物ができて、体の一部になるなんて・・・
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種を蒔くための線。祈りながら夢みながら。なかなか良い線。
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蒔いた近くに、こんな言葉も一緒につけてる人もいたり。
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子供を生まれてくるのを楽しみにしてるような感じで。
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なんでやねん!と突っ込みたくなるような札もあり。
そして、数週間後、食物の姿はなく、雑草で覆い尽くされる。イギリス雑草の領土に。
この時は、何もしらない・・・。
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芽がでてきました。
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ラディッシュ。この時は、順調順調。
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水菜も、まだまだ大丈夫。
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大豆です。なんだか、かわいいでしょ。
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と、2週間後。。。茎だけ残して、ほとんど食べられています。涙。
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みえますか?黒いやつ。こやつが犯人です。
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希望の大豆。
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半べそになりながら、畝を壊し、気持ちを入れ替え、新しい畝作り。
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数日後、初収穫。ちいさなほうれん草と春菊。
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by hana-neo | 2011-09-02 13:07 | 淡路島漂流記